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2012/01/01

Raw Vintage - "Tremolo Springs" for Strat

 更にStratをBrush-upすべく、Tune-upに取りかかってみました。
 いろいろ調べると、Tremolo Springで音が激変する、というので、試してみたくなったのです。
 
今回購入したのは、Raw VintageというブランドのTremolo Springで、この品のポイントは、Fender Old StratのOriginal Tremolo Springの硬さを再現しているところ。つまり、Old StratのSoundを追求してる訳ですね。価格は、なんと、1,000 yen代です!
 ネットでの評判が頗る良く、お値段もお手頃だったので、気軽に手を出せました訳です。

 で、早速入手、即交換。簡単です。

 Custom Shopのデフォルト状態では、Springは3本ストレート掛けでした。それを購入後に、付属の2本を掛け足して5本全掛けにして、TremoloのセッティングはNon-floatingにしていたのですが、Raw Vintageは、同じく、5本掛け推奨なので、その通りに変更。ですから、同じセッティングでのSpring交換のみの比較になります。



  結果は、激変。
 スプリングが鳴る鳴る……こういうことかー。納得しました。ただし、これはUn-Plugedな生音の話しです。

 実際に何が違うのかというと、Custom Shop OriginalデフォルトのSpringは硬く、張力が結構強いのですが、Raw Vintageのはぜんぜん柔らかいです(FenderのOldのがそうなので、同じように作られているのだそうです)。
 つまり、比較すると、Raw Vintageの方がセッティング上、テンションが緩いので伸び伸び状態になります。なので、Non-floatingの、同様の状態にセッティングするには、Raw VintageのSpringに付け替えると、Spring Hungerをかなり閉め込まないとダメです。
 材質については、見た目ではわかりません。てか、ピカピカの新品ぽくて、他のRelicパーツと合いませんけども、そもそも、この裏側キャビティ内のパーツが全部、元もからRelic加工手抜きなので、よしとしましょう。

 理屈はあんまりよくわからないのですが、確かに音は変わります。それは、良い方向に、と思います。
 なんというか、鳴りが繊細で、センシティブ。そして、サスティーンの最後の方までよく共鳴して響く。ハードというか、ヘヴィな方向性に変化をするのではなく、より、タッチ・センシティブ、というか、表現性が豊かになる感じなのです。この変化は、生音弾き時にわかり易く、Plugged状態ではむしろわかり難い変化です。
 つまり、アコースティカルな影響、ということですね。

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